今回は、
- HerokuでNode.jsを使うための設定
- npm installを実行する方法
- パッケージを指定する管理ファイル「package.json」の作成方法
を解説していきます!
Herokuの管理画面やコマンドを実行するだけなので、とっても簡単です。
それでは早速やってみましょう!
目次
npmとは
npmとはNode Packaged Modules(ノードパッケージドモジュールズ)の略で、Node.jsのライブラリやパッケージを管理することができるツールです。
管理ファイルであるpackage.jsonにインストールしたいパッケージを記述しておくことで「npm install」が実行されるときに指定のものをインストールしてくれます!
npmは基本的にNode.jsと一緒にインストールされており、バージョンは下記コマンドで確認できます。
$ npm --version
HerokuでNode.jsを使う方法
Herokuでnmp installを実行する
HerokuでNode.jsのビルドパックを指定していれば、自動的にデプロイ時に「npm install」を実行してくれます。
HerokuにNode.jsを追加する
HerokuのビルドパックにNode.jsを追加していない場合は
- Herokuにログインして
「Setting > Buildpacks」から「heroku/nodejs」を追加 - ローカル環境で
「$ heroku buildpacks:add heroku/nodejs」コマンドで追加
などでビルドパックを追加しておいてしてくださいね。
これでHerokuでNode.jsが使えるようになります!
package.jsonの作り方
① まずは、Herokuアプリを作っているローカルディレクトリで作業します。
以下のコマンドを実行すれば、package.jsonが作成されます。
$ npm init
② 次に、Herokuで使いたいパッケージをインストールします。
その際に「–save」オプションを付けることで、package.jsonにパッケージの情報を自動的に記述してくれます。
(※グローバルオプション「-g」を付ける場合は自動で記述されません。)
$ npm install --save パッケージ名
上記を実行すると「package-lock.json」というファイルと
「node_modules」というディレクトリが作成され、パッケージファイルが保存されます。
③ 「node_modules」ディレクトリは以下はgitで管理外にするので、以下を追記します。
/node_modules/*
④ 後は通常の手順通り、ここまでのファイルをHerokuにpushしてデプロイします。
デプロイ時に、以下のように「npm install」している旨のメッセージが表示されるはずです。
remote: -----> Building dependencies
remote: Installing node modules (package.json + package-lock)
remote: audited 88 packages in 0.953s
remote: found 0 vulnerabilities
remote:
remote:
remote: -----> Caching build
remote: - node_modules
これで、Herokuにパッケージをインストールすることができました!
追加したいパッケージがあれば、②から同じ手順で追加&デプロイすればOKです。
まとめ:HerokuとPHPで開発からデプロイする方法
いかがでしたでしょうか?
Composerを触ったことがあれば、同じ要領で使える内容だったかと思いますが、知らない人でも比較的簡単に実行できたのではないでしょうか?
HerokuならPHPでWebアプリを簡単に作って公開することもできます。
これからもHerokuについての記事を更新できたらと思っています。
それではまた次回〜!